1. はじめに
「ショルダープレスを頑張っているのに、肩が大きくならない…」
「サイドレイズをやってるのに、三角筋の広がりが出ない…」
こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
肩の筋肉(三角筋)は前部・中部・後部の3つの部位で構成されており、適切に鍛えなければ、特定の部位ばかり発達してバランスが悪くなることもあります。
この記事では、肩の発達を最大化するための対策を詳しく解説!
「三角筋にしっかり刺激を入れる方法」「効率よく発達させるポイント」を押さえて、丸く発達したカッコいい肩を作りましょう!
2. 肩が発達しない原因と解決策
① 三角筋にしっかり刺激が入っていない
✔ 原因:
- プレス系ばかりで、サイドレイズやリアレイズの頻度が少ない
- フォームが崩れ、三角筋ではなく僧帽筋や上腕三頭筋に負荷が逃げている
- 可動域が狭く、筋肉の収縮とストレッチが不十分
✔ 解決策:
- サイドレイズ・リアレイズの頻度を増やす(特に三角筋中部・後部は低負荷・高回数が効果的)
- 肘を軽く曲げ、僧帽筋ではなく肩を動かす意識でレイズ系を行う
- チーティングを使いすぎず、ゆっくりとコントロールした動作を心がける
② 重量を追いすぎている
✔ 原因:
- 高重量のショルダープレスでフォームが崩れ、肩ではなく三頭筋に負荷が逃げる
- サイドレイズやリアレイズで反動を使いすぎて、肩にしっかり効いていない
✔ 解決策:
- **適正重量(6〜12回できる重さ)**を設定し、フォームを重視
- プレス系(ショルダープレス)は60〜80%の重量を目安にコントロール
- サイドレイズ・リアレイズは反動を抑え、15回前後の中〜高回数で実施
③ 三角筋の各部位のバランスが悪い
✔ 原因:
- 前部(三角筋前側)ばかり鍛えている(ベンチプレスやショルダープレスの影響)
- 中部(肩の横幅)が弱く、肩の広がりが出ない
- 後部(三角筋後側)が不足し、肩の立体感が弱い
✔ 解決策:
- 前部ばかり鍛えているなら、リアレイズやフェイスプルの頻度を増やす
- 三角筋中部(サイドレイズ系)を最優先にトレーニング
- リアレイズやフェイスプルを意識的に取り入れ、バランスの取れた肩を作る
④ 回復が足りていない
✔ 原因:
- 肩は頻繁に使う部位なため、過剰にトレーニングしすぎて回復が追いついていない
- 睡眠や栄養が不足し、筋肉の修復が十分に行われていない
✔ 解決策:
- 肩トレは週2回までを推奨(やりすぎ注意)
- 三角筋は小さな筋肉なので、過度な高重量ではなく適切な負荷を意識
- タンパク質(体重×2g目安)+良質な脂質を摂取し、ホルモンバランスを整える
- 最低7時間以上の睡眠を確保し、成長ホルモンの分泌を促す
3. 肩を効率よく発達させるおすすめトレーニングメニュー
【頻度】週2回(例: 火・金)
【セット】各種目3〜4セット、8〜15回を目安に
① ショルダープレス(8〜10回 × 3セット)
👉 三角筋前部+中部に負荷をかけるプレス系の基本種目
👉 ネガティブ動作を意識し、しっかりストレッチ
② サイドレイズ(12〜15回 × 3セット)
👉 三角筋中部をピンポイントで狙い、肩の広がりを作る
👉 重量よりも丁寧なフォームを優先
③ リアレイズ(12〜15回 × 3セット)
👉 三角筋後部を強化し、肩の立体感を向上
👉 肩甲骨を寄せすぎず、しっかり肩だけを動かす
④ フェイスプル(12回 × 3セット)
👉 三角筋後部+僧帽筋下部を狙い、肩の安定性を向上
👉 ロープを顔に引きつけ、肘をしっかり開く
⑤ アーノルドプレス(10〜12回 × 3セット)
👉 三角筋前部・中部の収縮を強調する動作
👉 ネガティブ動作を意識し、ゆっくり動作
4. まとめ
肩の発達が遅いと感じるなら、「フォーム・重量・種目・回復」の4つを見直す ことが重要です。
✅ 肩にしっかり効かせるフォームを意識する
✅ 高重量にこだわりすぎず、適切な負荷を選ぶ
✅ トレーニング種目を増やし、三角筋の3部位(前・中・後)をバランスよく鍛える
✅ 栄養と休息をしっかり確保し、成長を促進する
「なかなか肩が発達しない…」と悩んでいる方は、今回紹介したポイントを実践してみてください!
継続的に改善しながら、 丸みと厚みのある三角筋 を作り上げましょう!